レジトレ!運営事務局では、社会人のレジリエンス向上を目的とするスマートフォン認知行動療法の5つのスキルの有効性を調べる研究を実施しています。

おかげさまで研究モニター募集定員に近づいたため、2024年2月21日をもって説明会を終了します。研究へのご応募、誠にありがとうございます。研究成果を元に、将来的な社会実装へ向けて引き続き研究開発等の準備を進めてまいります。

経済産業省・日本医療研究開発機構の 「予防・健康づくりの社会実装に向けた研究開発基盤整備事業」(職場等での心の健康の保持増進を目指した介入のエビデンス構築) の支援を受け、こころのしなやかさとストレス耐性レジリエンスを高めるために開発されるトレーニングアプリおよびそのバックエンドシステムを含めた研究コンテンツの総称です。
参加者の声
アプリは人と会話しているようで楽しく取り組めます。
隙間時間にちょっとずつでも進めて便利です。在宅で仕事をしているのでどうしても活動量が減ってきがちだったのですが、目標を設定する事で少しでも動ける様に頑張ります。
仕事が監査前でバタバタしています。やっと帰れます。膨大な書類を抱えていますが、小分けにすることで何とか頑張れています。これもアプリのお陰です。
考え方が変わって、性格が変わったと人に言われることがあります。沈むこともありますが、こころ博士、アサさん、にんちくん、コウドウさん、ロボくんに後押ししてもらって前向きに生活していきます。
日本のメンタル不調を
アプリで予防する!
京都大学大学院医学研究科 健康増進・行動学分野では、メンタルヘルスの向上に有効である認知行動療法をベースに、ライフツービッツ株式会社と共同でスマートフォンのアプリ『レジトレ!』を提供いたします。このアプリを使うことで、気軽にレジリエンスのトレーニングができます。

具体的にはストレス不調をきたす原因として多い、下記5つのレジリエンスを高めます。
研究に協力いただくことで、皆様のメンタルヘルスに貢献できます。
本プロジェクトは日本医療研究開発機構(AMED) 「予防・健康づくりの社会実装に向けた研究開発基盤整備事業」(職場等での心の健康の保持増進を目指した介入のエビデンス構築)による支援を受けて実施しています。
日本のメンタルヘルス実現に向けて、ご協力お願いします。

運営・関係・協力団体・企業
レジトレ!は学術機関や民間企業と連携しながら、運営に取り組んでいきます。
■協力団体・企業
国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター
公立大学法人名古屋市立大学
国立大学法人東京大学
大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 統計数理研究所
株式会社 JMDC
株式会社Godot
■運営委員会
○古川壽亮
京都大学 大学院 医学研究科
健康増進・行動学分野 教授
堀越勝
国立精神・神経医療研究センター
認知行動療法センター 特命部長
明智龍男
名古屋市立大学 大学院 医学研究科
精神・認知・行動医学分野 教授
川上憲人
東京大学 大学院 医学系研究科
デジタルメンタルヘルス講座 特任教授
中山健夫
京都大学 大学院 医学研究科
健康情報学分野 教授
近藤尚己
京都大学 大学院 医学研究科
社会疫学分野 教授
福間真悟
京都大学 大学院 医学研究科
京阪神次世代グローバル研究リーダー育成
コンソーシアム 特定准教授
野間久史
統計数理研究所 データ科学研究系 准教授
○:主任研究者
■データ安全性管理チーム
田近亜蘭
京都大学 大学院 医学研究科
健康増進・行動学分野 准教授
坂田昌嗣
京都大学 大学院 医学研究科
健康増進・行動学分野 助教
LUO Yan
京都大学 大学院 医学研究科
健康増進・行動学分野 特定助教
■進行管理チーム
豊本莉恵
京都大学 大学院 医学研究科
健康増進・行動学分野 特定研究員
■国際アドバイザリー委員
Pim Cuijpers
VU Amsterdam, Netherlands
Ron Kessler
Harvard, USA
Helen Christensen
UNSW, Australia
James Wason
Newcastle, UK

※2022年6月1日時点
京都大学大学院医学研究科
健康増進・行動学分野、教授
古川 壽亮
国立精神・神経医療研究センター
認知行動療法センター、特命部長
堀越 勝