メンタル不調８割を減らしたい！

現代社会のストレスは増加する一方で、そこにコロナ禍が追い打ちをかけています。働き盛りの人の6割がストレスを感じていると報告されており(*1)、一生に一度でもメンタル不調を来す人の割合は8割に達するという報告もあります。

*1：労働者健康安全機構「職場における心の健康づくり」2020年版

こころのしなやかさ（レジリエンス）
を鍛えよう！

しかし、そんな中でも楽しく、楽に、健康に生活するスキルが開発されてきています。こころのしなやかさ、ストレス耐性を「レジリエンス」と言いますが、このレジリエンスを高めるための方法としてさまざまな「認知行動スキル」が提案されています(*2)。 「認知行動スキル」とは、自分自身の考え方（認知）と行動のパターンを知り、それらを工夫してストレスにうまく対処できるようになることをいいます。

*2：Caspi A et al. (2020) JAMA Network Open, 3, e203221.